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【全日制】中学生、福島工業高校を知る一日。

7月25日は本校で体験入学が行われています。近隣の各中学校から多くの3年生が訪れ、各科の内容について興味深く先輩からの話に聞き耳を立てていました。
各科では、実習で制作した作品の展示や体験、実演などを交えてそれぞれの特徴をわかりやすく説明する様子は、普段私たち教員が生徒に教える以上にわかりやすく解説する生徒もおり、感心しきりの場面もありました。

機械科の様子は、、、


旋盤について説明中。そもそも旋盤などと言われても中学生には???の連続。
それをわかりやすく説明するのは、普段の内容が身についている証拠とも言えますね。頼もしい!


MC加工による生徒作品見学。MCとはMachining Center(マシニングセンタ)といい、
簡単に言えば、穴あけ・表面切削・ねじ立てなど複数の作業を連続で行える工作機械のことです。
この機械を動かすために生徒たちは日々学んでいます。

他にも3Dプリンタによる作品、実演や省燃費競技大会に出場した車両の展示などがありました。

続いては建築科です。

建築科で学ぶ木工加工技術。日本古来の技術を学び、釘、ねじを使わず構造物を作るための継ぎ手と呼ばれる加工技術を実演。
左端の女子生徒は、高校生ものづくりコンテスト木材加工部門福島県大会で第一位!
来月山形で行われる東北大会に出場いたします!


住宅の骨組み模型を食い入るように見ている姿は、すでに本校生の素質十分、合格です。

他にも普段の実習で使用されている報告書、作品の展示や動画による授業の様子などが紹介されており、とても分かりやすい内容となっていました。

続いては環境化学科です。

私たちの身の回りにあるものは化学と科学で成り立っていることを証明するかのような、
どこのが家庭にもある「お酢」で実験展示。中学生も興味津々の様子でした。
動力を使わない噴水、ヘロンの噴水。
身近なペットボトルで再現する様は「へぇ~」「なるほどぉ」の感嘆の声が聞こえてくる。
この後水が思ったより高く噴水し、シンクに移動していたのは内緒です。

この他にも化学の原理を使用した実験展示が行われ、中々目にすることがない楽しい内容でした。

続いては情報電子科です。

今やICTは必須のスキル。授業で作成したプログラムを中学生に体験してもらってます。
生徒が制作した作品に熱中しています。普段遊んでいるゲームと比べてどうでしょうか?
コンデンサの働きについて説明する様子は堂々とし、分かりやすいものでした。中学生たちも測定器を使用することでみえる電気の流れに目を奪われていたようです。

他にも課題研究で制作した巨大ゲームコントローラーやライントレーサーの実演など、普段の中学校生活では目にする、体験することのないものが数多く展示されていました。

最後は電気科です。

動画を使用した電気科の紹介から始まります。
卒業後の進路についても説明があり、中々作りこまれています。
第一種、第二種電気工事士技能試験に関する勉強はもちろん、
課題研究で作成した某アニメに出てくる電動スケボーもつくります。

他には電気の流れを再現した街のミニチュア模型や、電気工事の配線接続の実演など電気科ならではの展示が目白押しでした。

このように各科とも趣向を凝らし、未来の県工生へおおきなアピールをしていました。


中学生の皆さん、本校について多くのことを知ることができたでしょうか?
まだまだ知りたいときには先輩に聞いてみたり、本校ホームページや本日配布したパンフレットをご覧ください!